先日、戦没者慰霊祭に行ってきました。
慰霊祭は神道でした。
演奏は遺族の方にも安らぎのひとときをということでした。
戦争で亡くなった方のことを英霊といいます。
僕は、奈良に来るまで「英霊」という言葉を知りませんでした。
しかし、今の日本があるのは、戦争で苦しんで亡くなっていった方々のおかげ
と言っても過言ではないでしょう。
10年前に奈良に来て、お寺に入って、「英霊」という存在を考えるようになり、
また、遺族の方々が大切にしているということも知りました。
都会では、そんな教育も少ないでしょうし、触れることも少ないでしょう。
しかし、苦労された過去の人々の一人一人の努力があって今がある。
それを忘れてはいけないなぁと改めて感じた慰霊祭でした。
慰霊祭で中国の楽器を演奏するということは、
良いのか悪いのかわかりませんが、
演奏内容で、こころ穏やかなひとときを過ごしてもらうための演奏であれば、
それでいいのだと思いながら演奏させていただきました。
演奏は、大概「おー！」「アンコール！」とか、にぎやかになるものですが、
今回は会場の雰囲気は、しっとり、静寂の中での演奏になったように思います。
慰霊としての祭典の一端を担えたかなと思いました。
会の方々、来訪された方々、そして大変おせわになりましたSさん。
ありがとうございました（ー人ー）
南無阿弥陀仏
[2回]