宮城県に震災関係で行ってきました。
志津川の歌津湾にて船上念仏(船に乗って、お経とお念仏を唱えて回向する)と、
東松島にて相撲取りの皆さん(豊ノ島関、謙豊、大畑)と餅つきする
という法要&催しでした。
東日本大震災からもうすぐ8年を迎えますが、
行方の分からない方が今もいらっしゃいます。
言葉では難しいのですが、
その方々の事を思い、「南無阿弥陀仏」とお念仏してきました。
一緒に来てくださった相撲取りの皆さんも真剣に手を合わせておられました。
その後は、歌津の地域が一望できるところに、地元の人が慰霊碑を建てておられ、
そこでもお念仏を廻向させていただきました。
そして、東松島の二反走にて被災者の皆さんと未来をめざして餅つき大会をしました。
お相撲さんのついた餅は「力士もち」と言われ、元気が出るということで、
なんと元関脇・現十両の豊ノ島関をはじめ、力士の方々との共同イベントでした。
現地のみなさんと餅つき大会、東北を元気にというイベント、
皆さん喜んでくださいました。
次の日は一日傾聴活動ということで、
この活動にも力士の皆様参加くださり、
野蒜という地域で交流してまいりました。
「またお会いできたら」と言い合いながらお別れしてきましたが、会えたらいいな。
いつもお伺いしている石巻からスグでもあるので、機会をみつけてまた野蒜にもお伺いしたいと思います。
8年経っても、心の傷は癒えるものではない、と今回も痛感して帰ってきました。
みなさん辛い思いをされている。
何ができるか、何をすればいいのか、どう生きればよいのか、
毎回悩んで帰ってくることになります。
でも東北に行く、皆さんと会う活動は続けていきたいと思います。