先日、仲の良かったお婆ちゃんが亡くなりました。
かなり元気なお婆ちゃんだったので、突然のことでショックでした。
上品なとても丁寧で優しい方でした。
そして二胡の音色をいつも誉めてくれていました。
もう聞かせてあげられないなぁ。
この村のいいところは、亡くなった方をみんなでお送りするところ。
お通夜では近所の家の方が集まり、ご詠歌をチントンしながら33番までよんであげます。住職もいつも顔を合わし、そして色んな話しをしてきた仲ですから、故人との話の中から仏教に通じるお話しをしてくれる。
僕も、お通夜の最後に二胡を演奏させていただきました。
お葬式はもちろん、その次の日の初七日には村の人がいっぱい来て、一緒に数珠繰りもしてくれます。
みーんなで送ってあげるお葬式。ここにきて本当のお葬式を見た気がします。
遠方からきた親族の方も
「こんなありがたいコト見たことないわ~。喜んでくれているやろ」と言うてくださっていました。
でも、それでもなかなか哀しみは消えませんね。
お念仏しながら冥福をお祈りしたいと思います。
書いていると、哀しくてしょうがないので、このへんにて。