先日お葬式がありました。
住職の話では遺伝子的に考えると、自分というものになる確率は
100000000000000000000000000000分の1だそうです。
「なんぼやねん!」と、今おっしゃった方に説明しますと、
1兆のさらに17個0がつくケタだそうです。
ほ~~~んとにご縁ですね。
そんな偶然で生まれてきた私。この一生。
感謝して、大切に、何かを思って生きたいです。
ところで、この村では昔からの習慣として、お通夜、お葬式、初七日、五重念仏と、亡くなられてから4日に渡り、みんなでお勤めさせていただきます。
いつも思うのですが、昔、神戸にいたときは、お坊さんも一人、ほとんど知らない人が、なにやらつぶやいて帰るというお葬式でしたが、
ここに来て、いつも会う和尚さんと檀家さん、そして、お葬式からたくさんの人でお念仏して送ってあげる風習はいいもんだと思います。
もし、霊があるとしたら、その人はひとりひとりに「ありがとう」と言うてはると思います。
生まれてから、お宮参りにお食い初め、七五三から成人式、結婚式とどんどん「通過儀礼」を乗り越えて、人間は成長していきます。
人間としての最後の儀礼のお葬式。
受ける方、送る方にとっていいものであって欲しいと願います。
1. 命を送る
生死だけでなく、日々をそんな気持ちで生かさせて戴きたいです。
二胡も、音色に他の為を織り込めば、素晴らしいものになるのでしょうねぇ♪技術だけでなく、心を託した音は、聴く者の魂に響き渡りますものね☆
日々何事にも心であたらねばならないなぁ…と思う昨今です。