先日、熊本震災の被災地、益城町に行ってまいりました。
被災者さんの生活する仮設住宅で、浄土宗の和尚さん達が毎月茶話会を催していて、
8月はもう少し大きな会にしようということで、子供たちに綿菓子やかき氷をふるまったり、
みんなで集まれるように飲み物やお菓子を用意して、
そして、イベント?ということで、二胡の演奏をしてまいりました。
僕としては初めての熊本震災の被災地でしたが、
やはり1年過ぎても、土砂崩れの場所が多々見受けられたり、
道路もぐしゃぐしゃのままの部分もありました。
また、サラ地になっている土地も多くて、震災の被害の大きさも今でも感じることができました。
そのサラ地の風景を見て、僕は、神戸の震災の情景が重なって見えてきて、
おもわず涙がこぼれそうになりました。
そして、心の底からあの時の恐怖、体の震えがよみがえってきて、
「体も心も23年前のことはまだ覚えているんだな」と悲しくなりました。
そして、同じような体験をした方々のこと、心配になり、また、力になりたいと思いました。
演奏は、みなさんとても喜んでくださって、僕もとても嬉しかったです。
仮設ですから、やっぱり狭かったり暑かったり、生活しにくい部分もあるでしょうに、
文句も言わず、「ありがたいなぁ」と仰っていた仮設のみなさんの姿に感動しながら帰ってきました。
また行きます!と約束してきたので、また、必ずお伺いさせていただこうと思っています。
その時はまた報告でブログにアップしたいと思います。