弦のレビュー（その１）

以前おすぎさんが教えてくださった二胡の弦に関するホームページ。
そこで紹介されている弦を買ってみたのでレビュー！

とはいえ、ひとつだけなのですが・・・（＾＾；）
まず写真はこちら


これは僕がいつも使っている敦煌牌の「牡丹」という弦です。
昔から使っていて慣れた感じだし、その雑味がお好き（＾＾）
お安い弦で替えるのも苦にならないので使ってます。

今回買ったのはこちら


これは「fangfang二胡弦」と書いてあります。製造会社は書いてありませんが、中国芸術科技研究所ぽいそうです（笑）
普通の弦より値がはります・・・（ＴＴ）

で、レビューですが、良い弦は音がクリアです。
クリアというか、倍音が統一されているというか、雑音が少ないというか。周波数のスペクトルが倍音で綺麗に立っていくという感じでしょうか。なんせ洗練された造りを確かに感じます。

で、結果「fangfang二胡弦」にしたかというと、元の牡丹弦にしました。
相方にも聞いてもらいましたが、僕の二胡には合わなかった（ＴＴ）
というわけで、良い弦がその二胡に合うかというと、そうでもないらしいです。

音がクリア＝良い音色と感じるわけではないようです。感覚って面白いですね。

でも！
もう一つの予備二胡で試してみたらそっちはfangfangの方がとても良くなりました。相性ですな。でも、fangfangの方は本当に雑味無しなので試してみる価値はあります。

ちなみにうちの相方は敦煌牌の「名人弦」を使ってます。


敦煌牌にも各種弦が出てますので、参考に、
写真右は、めずらしい？広州の弦です。
・

そういえば、百花型、長城型は見たこと無いなぁ。
もし見つけた方はご報告を！かなりレアです（笑）

そうそう、銀製の弦もあります。細い銀線が巻きつけてあると考えていただければ分かりやすいです。高級ですが、僕はお勧めはしません。
コーティングが取れると言うか、溝ができるというか、長期使用はできませんので、高いのにもう交換かと悲しくなります（笑）
音質は悪くはありません。こもった感じになる気がします。

そんなこんなで、書いてきましたが、二胡の全体に影響を及ぼす部品は
駒・スポンジ（フェルト）・弦
という順ぐらいだと思うので、良い弦が手に入らなくても気にしない方が、精神衛生上良いかなと思います。
あくまで、腕が一番！（笑）楽しく精進していきましょう。
以上弦レビューでした。

二泉弦も買いましたがまだ試してませんので後日m(_ _)m