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しゃん・ふうの天音奇譚

関西、奈良を中心に二胡の演奏活動をしている中国楽器デュオ「しゃん・ふう」の記録です。 自宅その他にて二胡教室も開いています。

久しぶりに、二胡の事(考察編)

久しぶりに丸一日休みが出来ました。
なので、一日のんびりしようと思っても、なかなか出来ないもので(^^;)

ブログもなかなか書けないので、
最近、生徒さんに言いたかった事をこの場を借りてお伝えしつつ、
そしてブログ更新のヤル気を出すべく、二胡の事(考察編)を書いてみようかと。

二胡について、やはり「音色」が一番求めるものだと思いますが、
その上達には、やっぱり”長弓練習”しかないと思うのです。
長弓練習とは、ただひたすらに開放弦で弓をいっぱい使って弾く。
それだけですが、ここに注意するべき点が、簡単に言うと「三点」あると思います。
1.角度
2.まっすぐ
3.圧力の加減

1の角度は、ニシキヘビの皮との角度(前後と上下)
 前後は内弦を弾く時に、棹に当たるギリギリぐらいの角度
 上下は二胡の弦と90度になる角度
2のまっすぐは、弓の軌跡が真っ直ぐであるということ
(鏡をみて練習が一番のコツ)
3の圧力の加減は、弓元の時は弓が弦にかかる圧力を減らし、
弓先の時は弓が弦にかかる圧力を増やす
と、こんなところでしょうか。
文章にするとムズカシイ。。。
ただ、この三点をきちんと練習すれば、音色はかなり良くなるハズです。
これは基礎の基礎(このあともっと大切なことがあるのですが、その大切なことをやるために、
この三点が必要)なので、まずこれをきっちり練習するようにしましょう。

で、練習するときに「何が正解か?」分からないとできません。
正解は、自分で音色を聴いて「良くなった」と思ったらそれが正解です。
雑音が出たら失敗。そう思えば上記の三点を気にしつつ、音色を意識しておけば、
自然に理想の運弓に近づく事ができるのではないのか?と思います。

そして、二胡の全ての基本である「リラックス」を忘れずに!!
力んで体を固めてしまってはダメですよ~

そしてそして、よゆうがあれば、手首の動きを忘れずに。

生徒さんにレッスンで伝えたかったフォローとして書いてみました~
見てくれてたらいいなぁ。


HPトップはこちら
http://music.geocities.jp/erhu_shanfu/

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