先日、お檀家さんの年忌にいきました。
80歳のおじいさんが一人、奥さんの七回忌でありました。
話していると、やっぱり苦労されてきたみたいで、
戦争時代の話とか、奥さんいた頃の話とか聞かせていただきました。
今も農業されているのですが、流石に「もう働かんでええやろうと思うねんけどな」と言うて、笑っておられました。
60年以上農業されてきたからか、とっても元気で若い!
でも、奥さんを亡くされてから寂しかったようで、息子さんとか、お孫さんとかも、話をあんまり聞いてくれないから、和尚さんに昔の話が出来て良かったと仰ってくださいました。
僕も楽しくお話聞かせていただき、二人とも満足なひとときでありました。
いつもあんまり信心の少ない方かと思っていましたが、奥さんの話をしていて、「極楽で待っててくれるから」とか、「いつも見守ってくれているのが分かる」とか、そして、いつもは少し忘れているけど、法事をすると鮮明に思い出すから嬉しいと仰ってくださいました。
法事も実はやっぱりええもんだと思う今日この頃でありました。
桜の咲く季節になると、僕らの結婚記念日がやってきます(^^)
生きている間も、死んでからも二人寄り添っていきたいと思う3回目の結婚記念日であります(^^)