生きるということ（センチな勢いで書いてます）

昨日、いとこのお婆ちゃんになる方が亡くなられました。
今日はお通夜。明日はお葬式です。
そこまで近い親族ではないのですが、同じ奈良に住んでいるので、ちょくちょくは顔を見たり、お話しさせていただいていました。
昨日、久々にお会いしたら、健やかに眠っておられました。
前回お会いしたときは、普通にある程度元気に喋っていたのに、今日はひっそりと眠っておられました。
人っていつかは会えなくなるんですよね。
心が震えて悲しくなりました。

でも、その方の息子さんはお坊さん。しかも、尊敬するお坊さんです。きっと、お念仏してあげて、
本人もお念仏となえて、きっと阿弥陀さんがお迎えに来てくださっていることでしょう。
枕元に「来迎図」という阿弥陀如来の屏風が飾られていました。
ありがたい光景でした。

私最近何故かとても悩んでいました。
元来、一つのことを集中してするのが大好きなわたくし。
二足のわらじはきついなぁとだんだん思いがたまってきていたのか、あれが出来ない（出来る時間がない）これをしなくちゃいけない、あの人いいなぁ、あの頃良かったなぁ。さまざま。
でも、おばあちゃんの顔を見ていて思いました。僕って生きているんだなって。
そしてきっとおばあちゃんも幸せだけど、きっと僕も幸せなんだなって。
子供できて幸せなんだなって。
二胡できて幸せなんだなって。
お寺さんできて幸せなんだなって。
食べ物たべれて幸せなんだなって。
生きてて幸せなんだなって。
今の僕はとても恵まれています。
でも、悩んでました。
戦争もない日本。食べ物に困ることの少ない生活。
以前はストレスを溜めながら仕事していたけど、辛かったけど、
そこから這い上がって、でもそこでさらに上を求めて、到達するとさらに上を求めて。
二胡の技術だって最初は「あんなに弾けたらもう十分だなぁ。」って思っていたのに、
そこに到達するとさらに上を求めて「あんなに弾けたらなぁ」ってずっと思ってきた。
なんか最近辛かった。
でも、よく見ると、始めた頃の自分が目指していたものを持っているのよ、何を悩んでるんだって。
そんなささいなこと。

でも、僕にはしんどかった。
でも、ふと一歩下がればとてもありがたい環境。
おばあちゃんに感謝、父母に感謝、今までご縁を頂いた方に感謝、生かせていただけたご先祖様に感謝。
人生これからも悩むだろうけど、ありがたいと思って、生きなきゃいけませんね。
おばあちゃん極楽で幸せにやってください（-人-）ありがとうございました。お疲れ様でした。


・・・という心持ちなんです。
勢いで書いて恥ずかしかな。やっぱし。