7月10日~12日まで、東北の亘理・石巻に行ってきました。
東日本大震災の追悼の法要に一緒にお念仏するがメインの行程でした。
10日は亘理にて瓦礫・ごみの処理などを行いました。
11日午前は、ねこ車の修理と瓦礫の処理(掃除)。
午後から追悼法要にて一緒にお念仏させていただき、また、亡くなった方々の鎮魂の意味をこめて、演奏もしてまいりました。
12日は雨が降っていたので、瓦礫の処理はできなくなったので、その他の地域に伺いました。
今回の訪問での感想は・・・
一番は、七夕コンサートの義捐金を、直接被災された方々の集まる会に渡すことができて、その方々の喜ぶ姿を見ることができたのが一番嬉しかったです。
震災で愛する人を失った方々、辛い気持ちに必死になって耐えておられます。
わずかでも、その方々の心が穏やかになる時があれば、その機会を作ることが出来ればと思いました。
悲劇が大きすぎて、僕らでは力になれない事ばかりだと感じましたが、
わずかでも、わずかでも。
義捐金は「お線香でも買いましょうよ」などなど、おっしゃっておられました。
今回七夕コンサートでご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
皆様の気持ちは、現地にも届いていると思います(><)!
そしてそして、演奏も喜んでくださって、もう本当に、僕の方が力をいただきました。
今までの「何かしたいのだけど・・・」というモヤモヤした気持ちが吹きとんで、
「やっぱり行動すべきなんだ」と感じました(もちろん色々な配慮の気持ちも忘れてはいけませんが!)。
そういえば、その法要の時に、ゴルフの石川遼さんが24時間テレビの事前収録で来ておられました。
とても丁寧で礼儀正しくて好感の持てる好青年でした。
一発でファンになりました(^^)
それで、もしかしたら、そのテレビで石川遼さんの後ろの方で、まさひろが二胡を演奏している姿が超チラリとでも映るかも?映らないかも?
いつ放送かすら分らないのですが、皆様是非24時間見てください!
と、いつの間にか僕の宣伝してましたね(^^;)
何言ってんだか・・・(TT)
3日目に色んな地域を周ったのですが、ひとつも復興が進んでいないという感じでした。
危険だからということで、同じところには住めない地域もたくさんあり、建物が無くて、一面野原?砂地?やったりします。
地域によって差があるのですが、もう何も建てられないよ、人も帰ってこないだろうという感じです。
復興しようにも、政府の主導無しに、何も進まないという感じがしました。
行ってきた結論として、震災から1年4ヶ月経ちましたが、まだまだ復興の「ふ」の字もない感じです。
被害を受けなかった僕達は、なんとなく「もう大丈夫なんじゃないの?」と勘違いせずに、支援の手を差し伸べていくべきだと思います。
地震大国の日本ですから、明日は自分も体験するかもしれないと思って、支援しつづけていただければ幸いに思います。
色々とご協力いただき、ありがとうございました。
東北レポでありました。